こんにちは、ユニナレの前川です。

今日から何回かに分けて検索のUIのTipsを書いていこうと思います。

ユニバーサルナレッジでは検索エンジンの導入とあわせて検索UIのコンサルティングも行なっています。サイト制作の情報はウェブにたくさんありますが、検索に特化したUI情報はあまりないように思います。サイト運営者、特にECサイト運営者の方に役立てていただければ。

一回目は「検索窓の長さ」です。

そのキーワードはすべて見えていますか?

ECサイトをデザインするとき、検索窓の長さはどのように考えればいいでしょうか。

「よくわからないので適当な長さでとりあえず置いてみた」という場合が多いのではないでしょうか。

何の手がかりもなく、デザインをすると周りのコンテンツとのバランスなどから、えいやで検索窓の長さを決めてしまいがちです。もしも検索窓の長さがクエリーよりも短い場合、クエリーが検索窓からはみ出て見切れてしまいます。

    ・自分が入力したクエリーを確認しにくい
    ・再検索しようとしたときに追加キーワードを入れにくい

といった不都合が生じます。

本来はもっと入力したい言葉があったのに、検索窓が短いがゆえにユーザーが遠慮して検索しなかったクエリーがあるかもしれません。それは機会損失につながります。
検索窓の長さは、ユーザーがクエリーを入力しやすく確認しやすい長さにしましょう。

検索窓の長さを決める方法

ユーザーがクエリーを入力しやすい長さとは、クエリーログを見ればわかります。

    1. すでに検索窓を設置しているサイトであれば、ユーザーのクエリーログを用意します(クエリーログは曜日によるバイアスをなくすために1週間分以上がのぞましい)。
    2. クエリーの平均文字数・文字幅をカウントします。文字幅というのは、英数字のようなSingle byte文字とかな漢字のようなDouble byte文字では検索窓の使用スペースが異なるので、DoubleByteは2、SingleByteは1としてカウントすることです。

    3. 平均文字数・幅だけではなく、文字幅X以上のクエリー数の全体に占める割合を算出することでY%以上のユーザーが検索窓をはみ出しているかもわかります。

これからサイトを立ち上げる場合にはクエリーログがないでしょうから、メインで取り扱う商品名の長さや商品カテゴリの文字数を参考にするとよいでしょう。

検索窓の長さひとつでも、気持よく検索できるかどうかに関わってきます。

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