こんにちは。ユニバーサルナレッジの前川です。

これまでいくつかの検索サジェストの発展機能について書いてきました。まとめて紹介したいと思います。

1. クエリーサジェスト
ベーシックなサジェストです。お客様が入力したキーに応じてクエリー候補を提案します。クエリー候補はよく検索されたり、商品データによく登場するキーワードから生成します。

2. 商品サジェスト
検索結果上位の商品をクエリーサジェストと一緒に表示します。検索する前に商品を確認できるだけでなく、直接商品ページに遷移することができます。

3. カテゴリサジェスト
クエリーではなく、カテゴリページをサジェストします。家電売場や、日用品売り場のような各カテゴリページにいって人気商品や新着商品を見たいというニーズにお応えします。

4. カテゴリマークサジェスト
対象カテゴリを絞り込んで検索できるサジェストです。「ワンピース」や「Apple」といった、商品が特定しにくいあいまいな意図のクエリーの場合、検索結果をカテゴリファセットで絞り込んでいきますが、サジェスト段階でカテゴリを特定して検索することができます。

クエリーを入力するための検索窓にサジェストを入れることで、小さな検索結果にもなり、強力なナビゲーションにもなります。ここで挙げたもの以外にも、ECサイトの特徴に併せたサジェスト新機能もご提供できますので、ぜひ私たちにご相談ください

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こんにちは。ユニバーサルナレッジの前川です。

これまで3回続けて、検索ファセットナビゲーションについて書いてきました。

 1. ファセットナビゲーション
 2. ファセットナビゲーションが有効なクエリータイプ
 3. 検索クオリティとファセットの関係

今回はカテゴリファセット機能をクエリーサジェストに取り入れるUIをご紹介します。

もう説明不要かもしれませんが、クエリーサジェストは検索窓に文字を入力するたびにクエリー候補を表示する機能です。通常は、クエリー候補を選択するとすべての商品を対象にした検索結果に遷移します。

しかし、検索意図があいまいな、カテゴリで絞り込む可能性が高いクエリーの場合もそれでいいのでしょうか。すべての商品を対象にした検索結果に遷移させるよりも、初めからカテゴリを指定した状態で検索できたほうが探しやすくなりますよね。

下図のようなUIになります。

上位3件は同じ「クエリーA」ですが、2番目と3番目の右横にはカテゴリ名が一緒に表示されています。

同じクエリーでも遷移先が異なります。
1番目に表示されている「クエリーA」は「すべての商品を対象にした検索結果」に、
2番目に表示されている「クエリーA」は「カテゴリX内の商品を対象にした検索結果」に、
3番目に表示されている「クエリーA」は「カテゴリY内の商品を対象にした検索結果」に遷移します。

ユーザーは「(すべての商品を対象にした)検索結果が表示されるのを待つ」のと「カテゴリファセットをクリックする」というふた手間を省くことができます。私たちはカテゴリマークサジェストやカテゴリファセットサジェストと呼んでいます。

クエリーによっては多数のカテゴリファセットが返却されます。サジェストエリアは限られており、すべてのファセットを表示できるわけではありません。前回ご紹介したように、よくファセットがクリックされるクエリーを見つけ、どのファセットがよく利用されているかを分析することから始めてみましょう。

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こんにちは。ユニバーサルナレッジの前川です。

前回は、あいまいな意図のクエリータイプは、ファセットのCTRが高い現象をご紹介しました。

ほかにも興味深い傾向が分かっています。

検索クオリティが上がると、検索結果の商品タイトルリンクのCTRが上昇し、ファセットのCTRは下降する傾向があるのです。

逆に検索品質が下がると、ファセットCTRが上がります。検索クオリティが低いと検索結果上位に求める商品が見つからず、ファセットで検索結果を絞り込む必要性が高くなるためでしょう。

以前、検索クオリティが上がったかどうかはResult CTRや商品詳細ページ到達率で計測できると書きました。求めていた商品が上位表示されることによって絞り込みが不要になる、つまりファセットで押されていたクリックが、商品名リンクを押すことに転換されるということです。

ファセットというのは便利な機能ですが、CTRが高すぎる場合は要注意。検索品質が良くない可能性があるわけですので、ファセットCTRの高いクエリーは、あいまいな意図のクエリーを把握するためだけではなく、検索結果の品質管理としてもチェックすると良い指標といえます。

(つづく)

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こんにちは。ユニバーサルナレッジの前川です。

前回、多義的なクエリー例として「ワンピース」を取り上げましたが、あいまいな意図のクエリー、つまりファセットが有効なクエリーは、ほかに何があるでしょうか。

私たちの経験では、下記3タイプが意図のつかみにくいクエリータイプです。

検索意図がつかみにくいクエリータイプ
 1. メーカーブランド名(出版社・レーベルなども) … パナソニック、Apple、講談社、Zucca
 2. カテゴリ名 … パソコン、カメラ、小説、Jazz、トップス、スカート
 3. タイトル名 … ワンピース、ガンダム、プリキュア、カーズ2

実際のところ、上記タイプはほかのクエリータイプに比較して、ファセットリンクのCTRが高い傾向が出ています。

ファセットがよくクリックされるクエリーは、検索意図が分散するクエリーといえるでしょう。クエリーログをファセットCTR順で並べてみると傾向が見えてくると思いますので、ぜひお試しください※。

ただし、ファセットリンクが押されすぎの傾向が出たら要注意。なぜでしょうか。次回の記事でお話します。

※クエリーによってファセットリンクのインプレッション数は異なるため、クリック数ではなくCTR(Click through rate)を使いましょう。

(つづく)

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ユニバーサルナレッジは、EC サイト向けに購買行動に連動した ASP 型サイト内商品検索エンジン、キーワードサジェストエンジン(クエリーサジェストエンジン)を提供しています。